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脾……全身に栄養を与え、肌肉をつかさどる
脾はこんな働き
脾【ひ】は胃と表裏一体になって食物を消化吸収し、肌を栄養する気や血【けつ】、津液【しんえき】を作ります。また、栄養を全身に送る機能も管理しています。そのため、顔の色やツヤに大きく関わります。
また、脾は「肌肉【きにく】」をつかさどっています。「肌肉」とは、皮膚の下の皮下組織の部分で、「筋」とともに肌のハリを保ちます。
脾には水湿を調節する働きもあり、全身のむくみをコントロールします。
生理周期では卵胞期に深く関係しています。
季節では「梅雨」に影響を受けます。
脾のバランスが悪くなると…
◆気や血・津液を作る力が衰えると、血色が悪くなり、顔色にツヤがなくなり、黄色っぽくなります。
◆水湿を調節する働きが悪くなると、むくみがでます。
◆「肌肉」をつかさどる力が弱くなると、たるみが生じます。
◆脾のバランスが悪くなると、口のまわりの吹き出物ができやすくなります。
脾を元気にしよう!
1.ツボで改善
(右イラスト参照)
◆足三里(あしさんり)…向う脛【すね】の外側で、ひざのお皿の下にある外側のくぼみから指4本分下。脾胃の働きをよくし、消化吸収や新陳代謝を促します。
◆陰陵泉(いんりょうせん)…ひざを曲げてスネの内側の骨の際を刷り上げていき、指が止まる部分身体の余分な水分を運搬してくれる脾の働きを高めます。
◆脾兪(ひゆ)…肩甲骨の下端の高さと、骨盤の上はしの高さのほぼ中間で、背骨から2本分外側。血液を造る脾の働きを活発にして、血液を増やします。
2、食物をプラス
脾によいのは「甘」い食べ物です。
たとえば、イモ類、肉類、豆腐、ハチミツ、リンゴ、もやし、人参、パイナップルなど。
○ワンポイント:
食後に甘いデザートを適度に摂ると消化がよくなり、脾を助けます。
3、漢方薬をプラス
月経期=帰脾湯【きひとう】
卵胞期=十全大補湯【じゅうぜんだいほとう】
黄体前期=香砂六君子湯【こうしゃりっくんしとう】
黄体後期=柴芍六君子湯【さいしゃくりっくんしとう】
※必ず中医学の専門家に相談してから服用してください。
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