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肝……血液の流れや筋に関係


肝はこんな働き

肌を支え、顔の輪郭やシルエットを決める「筋【きん】」をつかさどります。
血液を貯蔵し、全身の血液の循環量を調節します。気や血【けつ】がスムーズに流れるように調整します。そのため、生理と深い関係があります。たとえば、生理周期のリズムを一定にしたり、生理による情緒の変化や、生理痛、生理前に起こるいろいろな症状をコントロールします。
 目との関係も深く、目に十分な血液が送られることで、目の血色をよくしたり、目の力や輝きを生み出します。
 生理周期では黄体【おうたい】期に重要な働きをします。
季節では「春」に影響を受けます。

肝のバランスが崩れると…
◆「筋」が衰えて筋肉のハリがなくなり、顔のたるみができてしまいます
◆血液の流れが悪くなると、目の周りやこめかみにシミが出やすくなり、肌のくすみや目の下のクマも生じます。
◆生理がコントロールできなくなり、生理不順になって、基礎体温が一定しません。さらに生理前や生理前半に、生理痛や胸のハリ、下腹部のハリがひどくなり、月経血には塊が多くみられるようになります。
◆精神的には、イライラしたり、怒りやすくなります。また、ストレス症状が悪化しやすくなります。
◆便秘と下痢を繰り返しやすくなります。側頭部に頭痛が起きやすいのも特徴です。
◆生理前や春先に肌や目のトラブルが起こりやすくなります。
肝を元気にしよう!

肝を元気にしよう!
1.ツボで改善 (右イラスト参照)
◆三陰交(さんいんこう)…内くるぶしから指4本分上の骨際。血の流れや量を調整します。 
◆肝兪(かんゆ)…両肩甲骨の下を結んだ位置から背骨2個分下の、背骨から指2本分外側。肝の臓の働きを助けます。
◆太衝(たいしょう)…足の甲の、第1指と第2指の骨が交差するところの前のくぼみ。肝経の流れを刺激し、気や血の流れをスムーズにします。

2、食物をプラス
肝によいのは「酸」味のある食べ物です。
ミカンやユズなどのかんきつ類、梅、紫蘇【しそ】、薄荷(ミント)、酢、アサリなど。
○ワンポイント:食後にお酢を飲むと解毒作用がアップして、肌がきれいになります。

3、漢方薬をプラス
●黄体期のケアが重要です
月経期=当帰芍薬散【とうきしゃくやくさん】
卵胞期=婦宝当帰膠【ふほうとうきこう】
黄体前期=逍遥散【しょうようさん】
黄体後期=加味逍遥散【かみしょうようさん】
※必ず中医学の専門家に相談してから服用してください。
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